内視鏡看護師の仕事内容

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検査室のセッティング

職場について最初にやることは、検査室内のセッティングになります。内視鏡装置の移動・設定、洗浄機の設定などをします。内視鏡装置は精密機器ですので扱いには注意しましょう。また、きちんと決められたとおりにセッティングしておかなければ検査がスムーズにいかず、スタッフだけではなく患者さんにまで迷惑をかけてしまうことになります。

前処置から検査

内視鏡検査室に来る患者さんは基本的に予約をしてから来ることになります。ですので、事前に時間配分やある程度の段取りなど流れをイメージしてから仕事に取り組むことができます。検査は午前が上部、午後が下部といったケースがほとんどです。患者さんごとに経鼻か経口のどちらがいいかを事前に確認しておく必要がありますが、経鼻と経口では前処置の方法が異なりますので、しっかりと説明してあげる必要があります。
前処置が終わったら、患者さんを検査室に案内して検査を行っていきます。初めて内視鏡検査を受ける患者さんも多く、イメージしていた以上の苦痛に驚いてしまう患者さんもいるため、呼吸の仕方や内視鏡が体内に入ったときの感覚などを事前に伝えてあげることも大切です。
ポリープなどの病変があった場合は組織の検体を採取するため、看護師はそのサポートを行います。医師の指示に従って生検鉗子を渡していきます。そして、採取した検体を検査容器に入れていきます。

洗浄

検査が終わるごとに内視鏡スコープの洗浄を行う必要があります。内視鏡の内部をブラシで予備洗浄した後に洗浄機にかけます。内視鏡の設置数と洗浄機の数は職場によって異なるので、患者さんを待たせないためにも迅速に洗浄作業を行っていきましょう。

患者さんへの案内から後片付け

検査が終わったら、患者さんに食事や飲水の説明をしましょう。同じ説明でも患者さんごとに理解力は異なりますので、あまり理解できていない様子であればわかるまでしっかり説明してあげましょう。
そして、その日の検査がすべて終了次第後片付けをしていきます。内視鏡スコープの洗浄に加え、乾燥もしっかりしておきましょう。洗浄作業が多いので、うっかり滑って床に落とし破損してしまうことのないように注意しながら作業をしましょう。仮に汚水の入った吸引瓶を落としてしまったら、瓶の破片が散らばるだけではなく汚水も床に広がり衛生面に悪影響を与えてしまします。
このように、検査室のセッティングから前処置、検査の介助、洗浄、患者さんの案内などを行っていくことになります。当然、勤める医療機関の規模によって患者数は変わってきます。いずれにせよ、患者さんがストレスなく検査を受けられるように動いていくことが大切になってきます。

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