内視鏡看護師として働くデメリット

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デメリットに感じるのはどんなところ?

一般的な看護技術の低下

内視鏡看護師のデメリットとしてまず挙げられるのが、看護技術低下への不安です。検査や処置に必要なスキルは身に付きますが、一般的な看護師業務である与薬管理や病棟患者の管理などを行うことがないので、こういったスキルは低下するかもしれません。そのため、まんべんなく看護師のスキルを身に付けていきたいという人にとってはデメリットとなるでしょう。

業務で生じるストレス

次に、医療処置に係ることへのストレスです。内視鏡看護師は組織を採取したり、スネアを締めるといった医療処置を行います。そのためこういった処置に緊張や不安を感じる人にとってはストレスとなるでしょう。また、内視鏡検査に必要な機器のセッティングや後片付けをしますので、機械が苦手な人にとっては操作を覚えるのが大変でしょう。加えて、最先端医療を扱う現場ですので、常に新しい知識や技術を習得していく必要があります。人によっては覚えることが多くてストレスに感じるかもしれません。
そして、組織の採取や止血といった細かい医療技術を用いて検査を行っているので、医師は集中力が必要となり、常に緊張した空気が漂っています。患者さんも検査には苦痛が伴うためピリピリしているかもしれません。そのような状況で、看護師は不備なくスムーズに業務を行わなければならないため、それをプレッシャーに感じることもあります。

給与面のデメリット

給与面についてですが、内視鏡看護師の平均給与は他の看護師と比べてさほど変わりません。大体20万円から25万円ほどでしょうか。しかし、内視鏡看護師は残業が少なく夜勤がほぼありません。そのため、病棟勤務の看護師などと比べるとその分受け取れる金額が減ることになります。病棟勤務から内視鏡看護師に転職する場合はその点もよく考えておく必要があります。収入を多く得たいという看護師にとっては、給与面のデメリットが大きいと言えるでしょう。

感染リスク

内視鏡を挿入する消化管は体液で満たされており、検査中は体液や分泌液を多く扱うことになります。組織の採取後は、使用した器具を丁寧に扱って血液暴露を防がなければなりません。大腸検査中、腸内に残渣が多くあると排泄される危険性もあります。こういったことから、感染リスクが高いというデメリットもあります。

業務に飽きてしまう

内視鏡検査は精密機械を扱いますし、医師との連携や患者さんとのコミュニケーションを密に取っていく必要があるため、覚えることや気を抜けない場面が多くあります。内視鏡の技術もどんどん進化しています。とはいえ、大まかな検査の流れというのは変わりません。そのため、長く勤めているうちに、仕事に飽きてしまう可能性があります。ですので、ルーティン作業が苦手な人にはデメリットとなるかもしれません。

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